上田ビジョン
研究会

私たちはこれからもずっとサステナブルな上田、誰もが生きる意味を見つけられる上田をめざして活動しています。

イベント情報

2023年6月29日木曜日 18:00〜20:30

森林まちづくり でリバース!
<上田リバース会議>

上田市役所 大会議室

森林まちづくり でリバース!


持続可能な森林経営によって、市民が楽しめる森、若者の憧れる森林事業が生まれ、地元の木材利用も進みます。
温暖化対策や水害防止にも大きな貢献ができます。


実例があります。ドイツ、そして岐阜県高山に。


■ゲスト

池田憲昭氏(ドイツ在住・Arch Joint Vision社代表)

長瀬雅彦氏(岐阜県高山市・長瀬土建代表/たかやま林業・建設業協同組合専務理事)


森林が豊富な信州のまち。
でも、こんなに近くにある木なのに、なぜ外国の材木のほうが多いのだろう?
県産材利用も森林レジャーも、そして、森林事業への若者の就業も、
なぜもっと進まないの? 


森林保水力による水害対策、生物多様性、水源、レクリエーション、脱炭素、木材利用…
森林には多面的価値があると言われています。
豊かな森は、自然に木が成長するので、勝手に大きな価値を生んでくれます。
でも、丁寧に手を入れ続けないと地元の豊かさにはつながりません。


ドイツの黒い森で、持続可能な森林のコンサルタントを長年続けてきた池田憲昭さんに、
その基本をお伝えいただき、
さらに岐阜県の高山での実例を現地の実践者の長瀬雅彦さんにご紹介いただきながら、
地元の大切な森林をどう維持して魅力をアップしていくか、
講演と対話の会で探ります。


・森林の多面的機能(水源、生物多様性、レクリエーション、脱炭素、木材)
・災害と森林保水力
・森林から生まれる多くの地元利益―森林クラスター産業
・地方都市と森林との連携(まちと森林の魅力)
・高山での事例紹介
 ・何から始める? 森林道


開催日時:2023年6月29日(木)18時~20時30分 ※開場17時30分
会場:上田市役所 大会議室

(長野県上田市大手一丁目11番16号 上田市役所本庁舎5階)
本庁舎1階の正面入り口よりお入りください。
オンライン中継あり(zoom)
※駐車可能台数に限りがありますので、できるだけ、公共交通、徒歩・自転車でお越しください。


参加費:無料
参加申し込みリンク:
https://ssl.form-mailer.jp/fms/93733192786842



お問い合わせ:[email protected]


主催:上田ビジョン研究会(https://ueda-vision.jimdosite.com) NPO法人上田市民エネルギー 一社)NECO
後援:長野県海外林業技術等導入促進協議会 信州大学繊維学部 公社)長野県建築士会上小支部 NPO法人リベルテ 自然エネルギー信州ネット (ほか予定)


このイベントは2023年度地球環境基金、およびパタゴニア環境基金の助成金により開催します。


【講師略歴】
池田憲昭さん
Arch Joint Vision社代表。
20年以上ドイツに住み、ドイツ語学文化(岩手大学)と森林環境学(フライブルク大学)の知識をベースに、2003年より、フリーランスとして、森林、農業、木造建築、再生可能エネルギー、地域創生などをテーマに、欧州視察セミナーのコーディネートやコンサルティング、日独事業のサポート、執筆を行なっている。
異文化コミュニケーションセミナーのトレーナーとしても日独企業の良好な共同作業を支援。2010年より、ドイツの森林官らと、日本の森林事業のサポートとコンサルティングを行なっている。


Arch Joint Vision社(ドイツ) 代表 www.arch-joint-vision.com
Smart Sustainable Solutions 社(日本)代表取締役 www.smart-sustainable-solutions.jp
ドイツ バーデン‐ヴュルテンベルク(BW)州 ヴァルトキルヒ市在住


主な著書「多様性 〜人と森のサスティナブルな関係」
「公共善エコノミー」(クリスティアン・フェルバー著、翻訳)
「100%再生可能へ!進化するエネルギービジネスーポストFIT時代のドイツ」(共著)
『100%再生可能へ! ドイツの市民エネルギー企業』(共著)
「100%再生可能へ! 欧州のエネルギー自立地域」(共著)
「森と人間社会 –中欧の森から」(共著)


長瀬雅彦さん
長瀬土建代表/たかやま林業・建設業協同組合専務理事。
日本で初めて建設業の会社で林業を始めた。先進的な森林経営を学ぶためにドイツに30回以上訪れて研修を重ね、岐阜県高山市で、持続可能な森林づくりを始めている。水の流れをうまく「いなす」道づくりは、2020年の豪雨災害で多くの道路が寸断された際にも無傷で残った。自然と調和した森林道は近隣の人々の散歩道としても愛されている。現在は林業だけではなくて、レクリエーションの場としての活用も目指している。


長瀬土建HP:https://www.nagase-const.com
たかやま林業・建設業協同組合:http://takayama-rinken.com/index.html
紹介記事:
https://note.com/cri/n/n303954113209
https://willwind.co.jp/special/長瀬土建
『SDGsのすごい会社』扶桑社 


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信濃毎日新聞に上田リバース冊子を紹介していただきました

2020年2021年の上田リバース会議で学んだ「上田が持続不可能である根拠データ」を取り揃え、上田をリバース(逆転&再生)させるヒントを掲載しました。
地域課題の分析から何を優先すべきなのかを共有しないことには、課題は山積みで増えていく一方で、大混乱の衰退が待ち受けています。
上田市役所2階まちのアトリエ、各自治センター、図書館、各公民館などに置いていただいています。

ほとんどの地方都市は同様の課題を抱えていますので、上田以外の方もご参考になさっていただければ。(同様のデータが各自治体にありますので、集めれば「わがまち持続不可能の証明&未来ビジョンの必要性」を地域の皆さんと共有できます。)



※コロナ状況によっては開催方法を変更する可能性がありますので予めご了承ください。


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【上田リバース会議 連続シリーズ】

上田ビジョン研究会は「このままでは上田は持続不可能じゃないか」と感じています。こんなに楽しく暮らせて居心地のいい上田が?? 

いえ、本当なんです。

2001年から人口減少が始まった上田市の各種データを並べて見たところ、その課題の大きさに、これは市民、行政、事業者、金融機関、大学の先生、若い世代、いろんな立場の人たちが垣根を越えて対話する場が必要だと考え、今回の会を企画しました。

「なに言ってんだ、そんなはずはない」と思う方も、「ほんと、わたしも心配」という方も、「どうすればいいか議論したい」方も、「みんながどんな話をするのか聴きたい」という方も、どうぞご参加ください。

初めての試み。まずは対話から始めてみましょう。

 

参加対象:上田にお住まいの方、上田に勤務されている方、上田にご縁のある方

参加無料


上田リバースとは

上田の再生 Rebirth/上田を逆転 Reverse 上田ビジョン研究会は、持続可能な上田をつくろうと集まった市民有志の会です。

主催:上田ビジョン研究会 NPO法人上田市民エネルギー 

 一社)自然エネルギー共同設置推進機構(NECO)

共催:上田市

後援:上田地域振興局 上田商工会議所 信州大学繊維学部 

 (公社)長野県建築士会上小支部 NPO法人リベルテ 

 

お問合せ:https://ueda-vision.jimdosite.com/お問い合わせ/


🌟上田リバース会議
スケジュールはこのホームページにアップしていきます。
開催済みのイベントはこちらをご覧ください。

上田リバース会議で扱うテーマ(予定)月1~2回開催

 「公共交通とまちづくりと市民」、 「これからの公共施設のあり方」

 「コンパクトなまちづくり、住民の賛同をどうやって得るの?」

 「壊さないほうが魅力が高まるリノベーションまちづくり」

 「すぐにできることから始める交通改革」、「まちの魅力アップで持続可能な大家業」
 「気候変動とまちづくり」 、「都市部と農村の連携」など、毎回違うゲストをお招きして対話を深めます。


※新型コロナウイルス感染症の状況によっては、開催方法を変更する可能性もありますので、予めご了承ください。ご来場の際は感染拡大防止にご理解のうえ、ご協力をお願いいたします。


このイベントは2022年度地球環境基金、2021年度地球環境基金、及び、2021年度パタゴニア助成金を活用して開催されます。

沿革

私たちは幾つものプロジェクトを行ってきました。上田をサステナブルにするために、まち全体で多様な活動が出てきて欲しいと思っています。

チームについて

上田の街を少しでも魅力的に、持続可能に。多様な経験を持ちながらも、その志だけは共有する私たちチームを紹介します。

活動履歴

イベントの配信動画やプロジェクトの情報をお知らせします。

理念

上田リバース。
そう、流れを逆転させて(Reverse)、
再生(Rebirth)をめざします。

ソリューション

人口減少、インフラ老朽化、スポンジ化とスプロール化。
上田が持続可能で安心して過ごせるために、大きな三つの課題を解決します。

プロジェクト

上田のあらゆるデータを調べ、その根本の原因を探ります。解決するための幾つものプロジェクトは、上田を魅力的にします。
歩いて楽しめる街、公共交通が残るまち、リノベーションまちづくり、シェアするまち、そして何よりも、農山村と都市が連携するまちです。